FT 300 Force Torque Sensorで傷害発生率を削減し生産性を向上
課題
フランス、シュリー=シュル=ロワールにあるSaint-Gobainの工場では、出来上がった製品への高価値な作業を人の労力で提供しています。反復作業から従業員を解放するインダストリー4.0へのシフトの中で、Saint-Gobainは多大な労力を要するガラス研磨の工程を自動化したいと考えました。これにはそれぞれ異なる少数の一連のガラスについて複雑な動きをプログラムする必要がありました。
解決策
Robotiq FT 300 Force Torque Sensorのパス記録機能では、操作者がデバイスを掴んでその動作をすることができます。ユニバーサルロボットUR10がそれを記録し、操作者の動きを再現するのです。操作者は、よくある筋骨格障害発症の危険を避け、痛みを伴わない、付加価値のあるガラスの準備作業に専念できます。
利用している製品
アプリケーション
「FT 300がなければ、この運用は非常に複雑なものとなっていました。空間内の物体を追うロボットの動作をプログラムするのは複雑なことですから。」
一年未満で投資資金の回収を達成し、ロボットが来る以前の8時間シフト3回分と同じ仕事量をシフト2回で生産できるようになりました。
「従業員が肩の振動を経験することもなくなり、反復動作も行わなくて済むようになりました。ロボットの導入は喜ばしい事でした。」